子育てママの便利日記

現在1歳の男の子を子育て中のママです。出産前は、子どもメインの病院で看護師として働いていました。実際に育児中に感じたことや不安になったこと、よかったなと思うことについて書いて行けたらなと思います。

子どもが中耳炎になってしまった時の気を付けるべきポイント

ラクトプランL-137 

 

 

 

急性中耳炎と診断されてしまった時・・・

 

「中耳炎って聞いたことあるけど実際はどんな状態なんだろう」

 

と不安になりますよね

 

今回は、急性中耳炎について、症状・治療内容・気を付けるべきポイントについて看護師ママがまとめていきたいと思います

 

急性中耳炎ってどんな状態?

まず急性中耳炎は、3歳以下の子どもの80%が一度はかかるといわれています風邪などの鼻水が原因で鼓膜の奥に細菌やウィルスが入り、急性の炎症が起きて膿が溜まってしまう病気で、一般に良く思われがちな耳の外から水や菌が入ったことによって急性中耳炎になることはほとんどありません

主に無症状で見つかることも多いですが、耳の痛み・発熱・みみだれ(耳漏)などが症状として起こります

特にひどい状態になると高熱が出たり泣くほどの痛みになります

 

治療の内容は?

原因として考えられる場合は、鼻の処置をしていきます

☞鼻水の吸引をされます

耳漏が出ている場合、耳漏を取り除いて点耳(耳に目薬のように薬を入れる)をします

抗生物質による治療も行われます

 

特に耳漏がある場合はできるだけ毎日通院することをおすすめします

耳漏を吸引し、耳漏の中に存在する細菌を減らすことで、そのあとの点耳がよく効き早く治りますよ☆

 

気を付けるべきポイント

通常、急性中耳炎は治るまで2週間程度かかることが多く、完全に治るまで治療を継続することが必要です(炎症の程度によって治る期間は異なります)

痛みがなくなったから急性中耳炎が治ったというわけでははないんです!!!

 

また、一生懸命治療に通って治療を行っていても、鼻や耳管の状態が悪いと急性中耳炎から滲出性中耳炎や慢性中耳炎に移行してしまうことがあります

ですが、急性中耳炎の治療を怠ると、滲出性中耳炎や慢性中耳炎になる可能性も増してしまうので医師の指示通り治療を継続して下さいね☆

 

急性中耳炎の時はほとんどの場合、鼻水が目立たなくても奥で鼻水が溜まっています

できるだけ通院して、鼻水の吸引をした方が治りが早いです

少なくとも、医師から出された薬がなくなる頃には病院へ行ってくださいね!

 

症状がないからといって放っておくと、実はあまり耳が聞こえてなくて言葉の発達が遅れるなどの影響が出ることもあります

 

必ず治るまで治療を続けることが何よりものポイントになります!

 

 

 

まとめ

とにかく治療を完治するまで続けること!

特に小さな子どもも含め子どもは、今の状態が聞こえにくいのかどうかなども

分かりにくいと思うので、大人早急に対応してあげることで悪化をできるだけ防いであげてくださいね!!!

 

子どものSOSはなかなか気づきにくいかもしれませんが、最近よく耳を触る・耳を傾けるようにして音を聞いているなどの症状があっても、耳が聞こえにくくなっているかもしれないので、何か気になるサインがあれば早急に受診してみてくださいね!!!

一見は百聞に如かず!

いくらネットで調べて今の症状は大丈夫と思っていても、案外鼻の奥で鼻水がたくさんたまっていて中耳炎になっていたということもよくあります

一度、病院で診てもらうことをめんどくさがらずにすぐに行動に移してみてください☆