子育てママの便利日記

現在1歳の男の子を子育て中のママです。出産前は、子どもメインの病院で看護師として働いていました。実際に育児中に感じたことや不安になったこと、よかったなと思うことについて書いて行けたらなと思います。

赤ちゃんのおしりが赤くてブツブツ!おむつかぶれじゃないかもしれません!

 

 

 

赤ちゃんのオムツかぶれは一度は経験したことがあるママが多いと思います

ですが、、、赤くて小さなぶつぶつがあってもおむつかぶれだと思ってしまって家にあるおむつかぶれ用の亜鉛華軟膏であったり、プロペトやワセリンなどの保湿を塗ったり、亜鉛華軟膏で治らないからとステロイドを塗ってしまったりしていませんか???

 

自己判断での薬の塗布はとても危険です!!!

 

なぜなら、本当におむつかぶれか分からないからです・・・

 

おむつかぶれじゃないのであれば、何なのかといいますと・・

 

その赤ちゃんのお尻の赤くてブツブツとしてあるのはカンジダという真菌(カビ)かもしれません!!!!

 

今回はおむつかぶれと、カンジダによる症状の違いや対処方法についてまとめていくので参考にしてみてください

 

 

おむつかぶれとカンジダ真菌の違いは?

おむつかぶれも、カンジダも全体的にあっくなって、おむつかぶれはひどくなるとブツブツができてしまったり、ただれてしまうこともあって、なかなか見分けがつきにくいです。

 

でも、カンジダには特徴があって

 

〇おむつが当たる所以外にもできる(脇や首など、湿気の多いところにできやすい)

〇清潔にしていても治りにくい

〇膿を持ったブツブツや水ぶくれができることもある

〇炎症を起こしている周囲の皮が端の方から向けてくる

ステロイドは禁忌!!!ステロイドを塗ると悪化してしまう

 

 

これが、おむつかぶれとの違いです

おそらく、おむつかぶれであれば、亜鉛華軟膏などを塗っていると1日でずいぶんよくなると思いますが、カンジダの場合おむつかぶれで使用される軟膏や薬は効かないので良くなりません!

さらに、カンジダ自身が常在菌で誰の体にもある菌です。そのため、自分の免疫が弱ったときにカンジダを発症してしまうケースも多いです。そんな時に、自己免疫を抑制するステロイドを塗ってしまうとカンジダをより悪化させてしまいます。

 

なので、自己判断で薬の塗布をするのはやめましょう!

そして、おむつかぶれで綺麗にしても全く良くならないと思ったらすぐに小児科または皮膚科を受診ししましょう!

 

そもそもカンジダって何?原因は?

そもそもカンジダとは、誰の体にも生存している常在菌の一種で、簡単に言えばカビです

カンジダは、元気な時は発症しませんが、体力が低下して抵抗力がないときにカンジダに体の抵抗力が負けてしまうことで発症します

 

カンジダを発症してしまう原因としてはいくつかあって

特に赤ちゃんの場合は、首や脇、おしりなどの湿気が多発する部分にカンジダは発症しやすいです

また、風邪など抵抗力が弱っていたり、よだれで常に首のところが湿気て汚れている状況や、おむつをこまめに変えてあげられずに、便や尿に触れる時間が長くなってしまい湿気が高くなってカンジダを発症してしまうことが多いです

 

なので、いつも清潔にしてあげて適度に乾燥させてあげることが大切になってきます!

 

カンジダの場合の治療方法

 まず病院で非ステロイドの塗り薬が渡されると思いますので

それを患部を清潔にして一日2回ほど塗ってあげてください

その時に、毎回お風呂で石鹸を使って洗いすぎるのもカンジダの場合は逆効果で

洗いすぎることによって自分で皮膚を再生しようとしていたところもまた、洗い流してしまってカンジダに勝てなくなってしまうので、優しく流す程度にして清潔を保ってあげてくださいね!

また、カンジダは1~2週間ほど治るのに時間がかかるので根気よく、そして薬を塗っていても広がってしまったり赤味やブツブツがましてしまうようであれば、迷わずもう一度医師に見せてください!

薬があってないことや、もしかしたらカンジダではない可能性もありますので、これはカンジダだけにかかわらず薬をもらっても、継続して状態が悪化していないかは見てあげる必要があります!!

 

カンジダを発症していてもお風呂は一緒に入れるの?

これは医師にも確認したところ、入れます!

カンジダ自体が、誰の体にもある常在菌で移したりするような悪い物ではないとのことで、そのため一緒に赤ちゃんとお風呂に入ってもママやパパが移ることは可能性としてかなり低いので入ることが出来るそうです!

 

まとめ

赤ちゃんのおしりが痛々しくて本当に可哀そうでママ自身攻めてしまうと思いますが

早く良くなるように、清潔を保ってあげてこまめにおむつを替えたり着替えさせてあげて、今後の予防にもつなげてあげてくださいね!