子どもの鼻水は止まりにくい!その原因と対策
小さい子どもが鼻水を出すとなかなか止まらないときがあります
「薬を飲ませているのに、なぜ鼻はなかなか治らないんだろう」
「この鼻水はいつまで続くのかな?」
と不安になられることがあると思います
小さな子どもが鼻水を出し始めてからなかなか止まらないという状況には主に3つの原因があります
今回は鼻水が続いてしまう原因について看護師ママがまとめていきたいと思います☆
1、子どもの鼻の中は小さい
小さな子どもは体が小さいので鼻の中も狭いんです
鼻の中が狭いと、少しの鼻水があっても、鼻の中が鼻水で埋まってしまいます!!
そうなってしまうと、鼻の中で悪循環が起こり慢性化してしまいます
2、小さい子どもは鼻をかむことができないことが多い
大人であれば、数回鼻をかめば済むことなのですが、小さな子どもはその「鼻をかむ」という行動がなかなかできません
それが原因で鼻の中には鼻水が溜まりっぱなしになってしまうんです
3、集団保育(託児所・保育園)に預けられている
集団保育に預けられている子どもはなかなか鼻水が止まりにくいです
その理由は、免疫力が未熟なうちに保育所に入所すると、繰り返し風邪がうつってしまいます
風邪だけでおさまればいいのですが、時に急性鼻炎(青鼻)となり、治りそうかなと思ったら、また違う別の風邪をひいてしまってなかなか鼻水が止まらないことがあります(慢性鼻炎)
どのように対策を取ればよいのか?
前述したとおり、子どもの鼻の中が小さいこと・子どもは鼻かみがうまくできない傾向にあることなどを踏まえて、耳鼻科に毎日吸引を通うことをおすすめします
もし、ママや身内の方の時間が許すのであれば、一日朝と夕方2回吸引に通い、鼻水をしっかりと吸い上げてもらうことで状態が悪化しにくくなります
子どもの鼻水は続いてしまうと、急性中耳炎・滲出性中耳炎・副鼻腔炎・気管支炎になってしまうので、長期通院の負担や長期服薬への不安も大きくなってしまいますが、できるだけ細目に吸引に通ってあげることが治すための近道でもあり、また、万が一中耳炎になりかけていても早期に対応が取れるので軽度で済む!のです
また、毎日は仕事もあるので吸引に通わせられないというのであれば、勿論毎日吸引に通っているママでも使っていただくことをおすすめしますが、薬局なので売っている市販の鼻水吸引をご自宅で行ってあげましょう
鼻を上手にかめない子どものためにも、鼻の奥にある鼻水は市販の吸引では難しいですが、入り口付近にたまっている鼻水は十分に吸引してあげることが出来るので、少し子ども本人もすっきりできると思いますよ!
まとめ
鼻水は長引くことが多いです
根気よく鼻水を取り除いてあげて、鼻水に含まれる菌を外へ外へ出してあげられるようにしてあげることが大事になってきます!
治るのか不安になると思いますが、ママやパパのコツコツ努力が必要となるので根気よく頑張って治してあげてください☆