鼻水を軽く見ないで!看護師が教える乳幼児の鼻かぜの時の対処方法
最近、急に寒くなってきて鼻かぜや咳が流行っていますよね
鼻かぜのとき、乳幼児の小さい子どもは息がしづらそうで寝てる姿も苦しそうですよね
今回は看護師ママが教える鼻かぜの時の対処方法についてまとめていきたいと思います!
鼻かぜは鼻水だけだから大丈夫と思ってはいけません!
鼻水だけでも十分に乳幼児のような小さな子どもは息がしづらくて困っています
鼻水をほっておくと炎症が広がって中耳炎になることもありますし、この中耳炎になってしまうと耳が聞こえにくくなったりしてしまいます
そして、中耳炎の厄介なところは初期の軽いときには気づきにくいんです
例えば、熱がずっと続いて風邪薬を処方してもらって飲んでいるのに熱が下がらない。という状況になって耳鼻科に行ったら中耳炎になっていたり、みみだれが出るようになってから中耳炎と気づいて耳鼻科を受診したり・・・
こうなる前に耳鼻科を受診させてあげれたら中耳炎予防もできますし
もし、中耳炎になってしまっても軽くで済みますよね
なので、
「鼻水だけしか出てないから様子見よう」
これは間違いです!!!
鼻かぜをひいたらまずすること
鼻かぜをひいてしまったら、まず耳鼻科を受診してください
耳も合わせて見てくれますし、必要に応じて吸引や吸入もしてくれます
そして、今の状態が鼻かぜだけなのか、耳まで炎症が及んでいるのかによって適確なお薬を処方してもらえるので、まず耳鼻科の受診をおすすめします
耳鼻科受診の時に医師に伝えるといい情報は
〇いつから鼻水が出ているのか?
〇鼻水は多いのか?
〇鼻水の色が変わったのはいつ頃?
〇発熱はあるか?またはあったのか?
〇今飲んでいる薬の有無
〇耳を触ったりする行動はあるか?
〇耳を痛がるような行動はするか?
〇ご飯は食べれているのか?
〇睡眠はしっかりとれているのか?
〇鼻水以外に咳などの症状はないか?
この辺りを伝えると診察もスムーズに進むので
医師からも聞かれるとは思いますが参考にしてみてください☆
自宅でできるケア
鼻水が多い場合、乳幼児はなかなか鼻をかむことが難しいので
薬局などでも販売されている鼻水の吸引の機械を使って、あまり鼻の奥には入れずに鼻の入り口あたりにたまっている鼻水だけでも適宜とってあげるとすっきりしますし治りもいいです!
慣れていないのに鼻の奥に吸引器を入れてしまうと逆に鼻の粘膜を傷つけてしまうのであくまでも自宅でする場合は入り口のみにしておきましょう!
また、鼻水が多くて寝苦しそうであれば少し頭をあげてあげてください
この時に、乳幼児は頭だけをあげてしまうと気管を塞いでしまって窒息してしまうので布団やベットごと挙上してくださいね!
方法としては、乳幼児の体が全体的に斜めになって頭が上がるように布団やベットの下にバスタオルなどを入れてあげると緩やかな傾斜が付けられて、そのうえで子どもも寝れるのでいいですよ!
頭が挙上されることで、鼻水の通りがよくなるのでこの方法もおすすめです!
そして、水分をよくとらせてあげてください!
水分をとることで鼻水の状態も粘調な鼻水からさらさらの流れやすい鼻水になるので、このさらさらの鼻水にするためにも水分はしっかり補給してくださいね!
水分摂取と合わせてお部屋を加湿するのもおすすめで、鼻や器官も潤うので治りやすくなります!試してみてください☆
まとめ
鼻水だからと軽視していると大きなことを招いてしまうかもしれないので
充分注意してみてあげてくださいね!!!
これから、まだまだ風邪が流行ってくるので参考になれば嬉しいです!