乳児・幼児 下痢・嘔吐時の対応は?
急に寒さが増して、急性胃腸炎などが流行ってくる頃になってきましたね
乳児・幼児の子どもはまだ、気分悪いなど言葉で上手に訴えることが出来ません
そこで、どのように対応すればいいのか困ってしまうママ・パパは多いと思います
今回は下痢・嘔吐時の家でできる対応について、子ども専門でみていた元看護師ママがまとめていきたいと思います☆
どんな下痢・嘔吐?
嘔吐や下痢にもいろん症状の出方があります
嘔吐でも
☞突然噴水のように勢いよくだす嘔吐なのか
☞嘔気をもよおして嘔吐しているのか
☞消化されているものを吐いているのか
☞嘔吐の頻度はどれくらいか
下痢も同様に
☞下痢の度合いは水様状(水のような便)なのか泥状便(泥のような便)なのか
☞下痢は白っぽかったり黒かったり赤かったりしないか
☞腹痛を伴うような下痢なのか
☞下痢の頻度はどれくらいか
そして、両方ともに共通するのが発熱を伴っているのかも併せて観察してあげてください
これらをまず観察してみてください
小児科または内科を受診しましょう
症状が分かれば、ミルクの飲みすぎによるゲップともに吐き出されたもの以外の嘔吐や下痢であれば一度受診をしておくことをおすすめします
まだ、痛みなどもはっきりと言えない赤ちゃんや小さな子どもは
脱水などを引き起こす恐れもあるので、様子を見すぎずに
一度受診して医師の指示をあおいでください
自宅でできるケア
自宅でできるケアとしては
〇発熱がある場合
乳児や小さな赤ちゃんは、リンパや頭に直接アイスノンなどの氷枕をあてると
体が小さいため、急速に熱が下がってしまい逆に冷えすぎて寒くさせてしまう恐れがあるので、冷やすときは布や氷枕カバーにくるんで、ほんのり冷やしていってあげましょう
また、小さい子供はなかなかじっと寝てくれず、氷枕も嫌がるときは冷えピタを利用するのもおすすめです☆
冷えピタはのどの痛みがあるときはのどにも使えますし、打撲した部分にもシップのように使えるので一家に一つあると便利ですよ☆
〇下痢・嘔吐の場合
下痢や嘔吐の場合、まず一番注意したいのが脱水!!
そのため、自宅で水分が飲めるようであれば
子ども用のポカリスウェットやOS1などの経口補水液をおすすめします
嘔吐や下痢をしているときは、極力消化に良いものを与えることが推奨されており
その理由は、消化器官に負担をかけずに治していくためとされています
なので、お茶よりもポカリなどの糖分などが含まれているものを与えて体内のエネルギーなども水分から補えるようにしてあげます
その後、下痢や嘔吐が落ち着いてきたら、おかゆやうどんなどの消化に良い物を少量与えていきます
もし万が一、水分が全く取れないのであれば脱水になってはいけないので
病院で点滴をしてもらってください
その場合は、病院で、水分が自分でとれないことを医師に伝えてもらうと点滴をすることになると思うので、自分で水分が取れるのかどうかも伝えてくださいね☆
まとめ
子どもはなかなか言葉に症状を表せなかったりするので
発見が遅れてしまうこともあるかもしれませんが
気づいたときにすぐに行動に移してあげることが大切なので
発見が遅れたことよりも、これからどうケアしてあげようかと
切り替えてホームケアもしてあげてください☆