子どもの寝相が悪いけど睡眠はとれているのか?
小さい子どもはほとんどの子が
寝相が悪いです!
私が子ども専門でみる病院で働いていた時も
どの子どもも初めに寝始めた場所と全然違うところで
寝ていたりしていました
そして、息子も360度回転したかと思ったら
布団の上の方へ行ったりしたん方へ行ったりと
眠っているのに途中で起き上がって体の向きを変えたりと
「こんなに寝相が悪くて、良質な睡眠がとれているのかな?」
と不安になるママ・パパは多いと思います
今日は子どもの寝相を通した睡眠についてまとめていきたいと思いますので
参考になればいいなと思います
まず睡眠って何?
睡眠は寝ていること!といえばそのままですが
もう少し詳しく言ううと
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるのはご存知かと思います
レム睡眠とは、浅い眠りのことでまぶたの下で細かく目が動いている状態です
レム睡眠の時には、自律神経・ホルモンのリズムを整え記憶や感情を整理する作業が行われます
ノンレム睡眠は、深い眠りでこの時に成長ホルモンがたくさん出ます
このレム睡眠と、ノンレム睡眠を合わせて睡眠と呼びます
子どもの睡眠リズムはどのようになっているの?
子どもと大人では睡眠リズムが全然違います
大人は90~120分間のノンレム睡眠(深い睡眠)をした後にレム睡眠(浅い睡眠)が少し入ります
幼児の睡眠は、40分から60分間のノンレム睡眠(深い睡眠)をした後にレム睡眠(浅い睡眠)が少し入ります
新生児の睡眠は、40分~50分間のノンレム睡眠(深い睡眠)をした後にレム睡眠(浅い睡眠)が少し入ります
このサイクルの繰り返しが、大人・幼児・新生児の睡眠サイクルです
大人と違って
幼児さんや新生児の赤ちゃんの睡眠リズムは
ノンレム睡眠の時間も短く、レム睡眠の回数も多いです
なので、レム睡眠の浅い眠りの割合が多いために
子どもは寝相が悪いということにつながるのです
子どもは良質な睡眠をとれているの?
レム睡眠が多いと良質な睡眠をとれているのかと不安になるママ・パパは
いらっしゃるかと思いますが
結論から言うと、良質な睡眠はとれています!
ノンレム睡眠もレム睡眠も、体や脳に働きかけるホルモンや神経の調整が違ってきますので、ノンレム睡眠もレム睡眠もバランスよくとることが良質な睡眠になります!
なので、もし
こどもが寝ているのに途中で無理やり起こしたりすると
それは良質な睡眠がとれたということにはなりません
子どもの睡眠は
日常生活で受けた様々な刺激を整理して発達につなげることができ
成長ホルモンも排出されることで
身体的な成長にもつながる素晴らしい時間です!
できるだけ、子どもが寝ているときは
静かに見守ってあげてください☆